東京・五反田のランドマークとして親しまれてきた卸売りの聖地「TOCビル」。老朽化に伴う建て替えのため2024年3月、閉館した。ところが、事態は予想外の展開に。テナントが退出した後に運営会社が建て替え計画を見直し、再開業したのだ。いったい何が起きている ...
富士フイルムホールディングスは画像診断に用いる画像管理システムで、世界一のシェアを誇る。AIエンジニアが医師の癖まで把握し、診断を助けるサービスを次々と開発。診断の基盤ソフトを押さえ、それを取り巻く医療機器の販売に加速をつける。
EV用電池を手がけるスウェーデンの新興企業ノースボルトが経営破綻したことは、EV充電用に独自のリチウムイオン電池産業を立ち上げようとする欧州の計画に打撃を与えた。また、新興企業が中国の競合に追い付くのに苦戦する中で、投資を呼び込むためにより努力が必要 ...
納税者が自分で選んだ地域に寄付をし、税金の控除や地域からの返礼品を受け取れる「ふるさと納税」。地方を活性化するための起爆剤として期待される制度だが、一方で地域間の落差や、自治体同士の競争激化なども目立つ。今回はふるさと納税をテーマにした過去記事を、制 ...
今回は指導者がやりがちな「3つの間違った頑張り」の最後「やらせる頑張り」についてお話ししたいと思います。野球はもちろん仕事や勉強でも、うまくなるため、強くなるためには練習が大切です。それをさせるのが指導者の務め、と誰もが思いますよね。
背景には建設資材・人件費の高騰や人手不足があります。取材を進めると、工事を請け負う側がこれらのコストを多く背負わなければならないという建設業界のひずんだ構造が浮き彫りになりました。「デベロッパーはいつも誰かにリスクを転嫁している」と憤るゼネコン幹部も ...
富士フイルムの半導体材料事業は、幅広い製品と世界20カ所の供給体制が強み。写真の現像技術を生かし、顧客と二人三脚で先端品の開発に取り組む。後発ながら半導体材料のトップ企業に躍り出ることはできるのか。
2024年のノーベル化学賞を受賞したデミス・ハサビス博士。2024年11月21日、来日したハサビス博士が日経バイオテクなどの合同インタビューに応じた。「日本はまず、これからやってくる技術を受け入れるべきだと思う」と語った。
次世代半導体を巡る競争において焦点となる「先端パッケージ」。その分野でTSMCとは別の形で開発を進める日本の材料・製造装置メーカーも少なくない。だが、今の日本にはサプライチェーンのトップに立ち、先端開発を先導できる半導体メーカーはない。ラピダスはそん ...
業務時間外や休日に電話やメール、チャットなど、仕事上の連絡に対応しない権利「つながらない権利」の法制化が世界で進んでいる。2017年1月にフランスでいち早く法律が施行され、その後、イタリアなど欧州各国で法制化が進んだ。24年8月にはオーストラリアでも ...
長崎市の繁華街で1892年から商売を続けてきたカバン店「バッグの市丸」が7月に閉店した。新型コロナウイルス禍は耐えたが、自社ビルの補修に多額の費用がかかる上、後継者もいなかった。ビルは最終的に不動産会社への売却が決まり、「お客様に感謝の気持ちしかない ...